イタリアでは政権成立も政治的リスクは存在 - 反EU派の連立政権が発足、欧州でくすぶる金融不安

イタリアでは3月の総選挙以来続いてきた政治的空白が終わり、先週末に連立政権が成立した。 これで2018年5月下旬に市場で広がったイタリアのリスクは一旦消えたものの、この政権は反EU派だけにEUが不安定になるという新たなリスクが出てきている。

連立組閣に失敗し再選挙が濃厚となってきたイタリア - 政局は混迷が深まり、市場は「EU離脱」を連想

今年、2018年3月に総選挙が行なわれたイタリアでは、その後3ヶ月近く各党による連立交渉が続いてきた。 しかし議会の多数派政党とマッタレッラ大統領との対立もあり、今になっても連立政権は成立していない。 イタリアはこのまま再選挙になる可能性が高まってきた。