結局ハッキングを防げなかった日本の仮想通貨業界

1月のコインチェックから8か月、金融庁登録の仮想通貨業者でもハッキング事件は防げない。

大手の仮想通貨取引所・Zaifが、ハッキングの被害に遭い多額の仮想通貨が流出していたと9月20日に発表された。 1月にはCoincheckで大規模な仮想通貨流出が起こり、その後日本の仮想通貨業界はセキュリティには万全を尽くしたはずだった。しかしそれでもハッキングを防ぐことはできなかった。

仮想通貨のハッキング事件は決してなくなることはない

仮想通貨のハッキングによる流出事件が日本の国内外で相次いでいる。今月になって10日頃に韓国の仮想通貨取引所「コインレイル (Coinrail)」でハッキング事件があった後、19日から20日かけて同じ韓国のBithumb (ビッサム)でまたハッキングによる流出があった。 このような事件は、仮想通貨が存在する限りなくなることはないのではないか。

大きく変わった仮想通貨業界、大手はやっていけるか

今年になって日本の仮想通貨業界が大きく変わった。 仮想通貨があまり注目されていなかった去年以前は、仮想通貨取引所はベンチャーの中小企業による運営が多かった。 しかし仮想通貨が世界的ブームになったことから、去年末から今年にかけて大手企業が多く参入してきている。

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